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日本の教育課題と向き合うために、「公教育」の現場に。


みなさんこんにちは。2期フェローの木村彰宏と申します。

私は、Teach For Japanフェロー2期生として、4月から関西の小学校にて常勤の教師として活動をしています。

 

私は大学卒業後、岩手県で復興支援活動を行うNPOへ就職し、震災で心に傷を負った子どもたちの学習・居場所づくり支援活動に携わっていました。

活動する中、被災地が抱える教育課題は実は全国各地に存在するものであること、またNPOとして行う「支援」では手が届かない児童がいる現実など、考えさせられることが多くありました。

 

そこで、今の社会の中で一番多くの子どもたちと出会えるであろう「公教育」の現場にフェロー(教師)として飛び込み、幅広いバックグラウンドを持つ子どもたちの「先生」として、今の日本が抱える教育課題と向き合いたいという思いから、Teach For JapanのNext Teacher Program へ応募しました。Teach For JapanもNPOではありますが、NPOという特性を活かしながら、公教育の現場に着目していること、そして行政(教育委員会)と連携を密に取り、活動を広げることによって社会的インパクトを追求していることに魅力に感じました。

 

一学期はあっという間に過ぎ、気付けば夏休みに突入しました。普段はなかなかに手を焼くあの子たちに会えない寂しさ、職員室まで訪ねて来てくれた際の嬉しさ。「学校現場にいるんだな」と実感するとともに、二学期以降「より質の高い教育」を実践できるよう積極的に研修等に参加している今日この頃です。

 

一学期教室では授業での積極的なICT活用(iPadを用いた授業など)や、プロジェクトアドベンチャーなどアクティビティを用いた学級経営、「多様なロールモデル・キャリアモデルとの出会いを教室で」をコンセプトにした「100人のおとなからのメッセージ」(多種多様な仕事をしている大人から教室の子どもたちにビデオメッセージをいただくというもの)など多くの実践を行ってきました。

 

私がフェローとして大切にしたいことの一つが、子どもの可能性を信じ「多様性」を認められる教室をつくること、そして子どもにつけて欲しい力の一つが「自主性・自律性」です。そのために私は、子どもたちが自らの力で、自らの学び方で学べる場を設定する「コーディネーター」や、子どもたちが自ら学ぶ機会を促進する「ファシリテーター」の役割を担える「せんせい」でありたいと思っています。

 

上記の実践などを通して、人前で話せなかった男の子がクラス全員の前に立って図工の時間に折り紙指導をする場面や、大人からのビデオメッセージを見た児童が英語に興味を持ち勉強し始めるなど、児童の成長が見られ始め、子どもたちの持つ力を実感しています。二学期以降も子どもたち一人ひとりの可能性を信じ、彼らと全力で向き合っていきます。



木村フェロー

木村フェロー 2014年度(第2期生)

元・子どものエンパワメントいわて

学生の頃からボランティアサークルやNGO団体の活動に参加。大学卒業後、震災復興支援として、子どもたちが学習に取り組める場の提供を行った。子どもたちの未来を「教育」で照らしたいとの想いから参画。

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