フェロー紹介

フェロー一覧

一度「当事者」になってから、教育について論じたい。


私は2010年に楽天株式会社に入社し、新規事業部に配属されました。

2年目以降はエリアの統括を務めさせて頂き、それこそ全国の飲食店さんを回らせていただきました。

そして2012年12月中旬にこちらのプログラムと出会い、同社を退職。2013年の4月より、小学校の教師として現在の学校に赴任しています。

 

中学校のころ、私の夢は学校の先生でした。私がすごくナイーブで悩んでいた時期に、先生とたくさん話をさせていただいて、価値観形成に関わる大人の存在の大きさを知ったことがそのきっかけです。

 

そして教師を目指し東京の大学に入学しましたが、社会に出て行く子どもたちを育てるのに社会のことを知らない自分が教壇に立つことに違和感を感じ、私は一旦一般企業への入社を決意しました。

 

「会社は学校とは違うんだぞ」よく耳慣れた言葉かもしれませんが会社に入って情熱をもって働きたいと思う同期が、夢をもつことにばかばかしさをおぼえ、いつしかその情熱を失ってしまうあるいは、そんな中でも夢を失うまいともがき疲れて、休職していく。入社して間もなくの頃、そんな姿を目の当たりにしました。「私たちはあれだけ多くの時間をかけて、いったい何を学んできたのだろう」という、大きな疑問を拭うことが出来ませんでした。

 

そんな疑問から、homeroomという、教育者と企業人を介するイベントを始めました私は、現場の人間の相互理解こそが、今ある問題を解決すると信じていました。そこで多くの「教育」を囲う方々とお会いすることができたのですが、そのイベントを初めて3年近くが経ったとき、「どこまでいっても、教師という職業そのものを、その『外』にいる私が理解することは難しい」。そんなコンプレックスのようなものを感じていました。教育を良くしたいと言っている自分は、現場のことが何一つわからない。想像力をいくら働かせても現場の方にしか言えない言葉がある。このように痛感していた矢先、私はTeach for Japan と出会いました。

 

教育をより良くしたいと思う人間が、現場を知り、その経験をもとに問題解決をしていくというモデル。外側から声をあげるのではなく、当事者として声をあげることのできるモデル。そのモデルと想いに共感し、私はこのプログラムに参加することを決意しました。



白田フェロー

白田フェロー 2013年度(第1期生)

楽天株式会社

早稲田大学教育学部卒業
楽天株式会社にて一年目に新人賞を受賞。現在は奈良県内の小学校でフェローとして活動している。

TeachForJapan
website